問2-9
(a)細い同軸ケーブルを利用した、通信速度10Mbps、最大伝送距離は約200m、最大接続機器数が30台のバ ス型LANの規格
(b)太い同軸ケーブルを利用した、通信速度10Mbps、最大伝送距離は500m、最大接続機器数が100台のバス型LANの規格
(c)ツイストペアケーブルを利用した、通信速度10Mbps、最大伝送距離は約100m、ハブの多段接続は3段であるスター型LANの規格
ア:a.100BASE-TX、b.10BASE-5、c.1000BASE-CS
イ:a.100BASE-TX、b.10BASE-F、c.10BASE-T
ウ:a.10BASE-2、b.10BASE-5、c.10BASE-T
エ:10BASE-2、b.10BASE-F、1000BASE-CS
解答:ウ:a.10BASE-2、b.10BASE-5、c.10BASE-T
解説:
100BASE-TX
Fast Ethernetの規格の一つ。IEEE 802.3uとして標準化されている。より対線(UTPカテゴリー5)をケーブルに利用し、集線装置(ハブ)を介して各機器を接続するスター型LANで、通信速度は100Mbps、最大伝送距離は100mまでである。ハブの多段接続は2段階まで。100BASE-TX用の機器は10BASE-Tと互換性のあるものが多く、1つのネットワークに混在させることができる。
10BASE-F
IEEE 802.3jで規定される、光ファイバーを使う転送速度10MbpsのEthernet規格。
ネットワークトポロジーはハブを中心としたスター型で、機器間はマルチモード光ファイバーで接続する。最大セグメント長は2kmと長く、Ethernetのハブ間を接続する用途を想定している。
10BASE-Fは、10BASE-FP(Passive)、10BASE-FB(Backbone)、10BASE-FL(Link)の3種類の規格からなる。10BASE-FLはもともと、FOIRLというリピータ間を接続するLAN規格の後継として開発され、FOIRLと互換性がある。10BASE-FBはバックボーン接続用の規格、10BASE-FPはパッシブハブ用の規格である。これら3つの規格の間には機器の互換性はない。
光ファイバーを使うため、電磁ノイズに強く伝送距離が長いという特性があるが、逆に言えばそれくらいしかメリットがなく、転送速度などは銅線を利用する他の10BASE規格と同じなため、あまり普及しなかった。中でも、10BASE-FL以外は用途が特殊で製品も少なく、ほとんど利用されなかった。
1000BASE-CS
1000BASE-CX/SX/LX/T は、通信速度が 100BASE-TX の 100倍、10BASE-T の1,000倍であることから、構築可能な規模が 100BASE-TX に比較して、更に小さくなっている。
そのため、10BASE-T や 100BASE-TX と混在させる構成を最初から考慮されている。
2000年から2001年にかけて、規格・実用化された通信規格。既に100BASE-TX からの置き換えが始まっている。
UTPケーブル仕様が存在する、1000BASE-CX/T 対応のHUB(スイッチ)は、100BASE-TX・10BASE-T にも対応しているものが大半である。
そのため、100BASE-TX・10BASE-T との共存が可能である。
1000BASE-SX/LX といった光ファイバーを伝送媒体とした通信規格 IEEE 802.3z と、
1000BASE-CS/T といった、従来のUTPケーブルを伝送媒体とした通信規格 IEEE 802.3ab と、2種類の規格がある。


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